【文献紹介】CGAP「バングラデシュ:マイクロクレジット危機の回避」(2014年7月)

バングラデシュにおいては、2007年以降、MF機関にとってマイクロクレジット融資が大きな転機を迎えています。大手MF機関の危機回避に焦点をあてたCGAP Focus Noteの主要点をご紹介し解説します。

 

【最新動向】カンボジアのマイクロファイナンス概観 (2014年6月)

カンボジアでは国家戦略にマイクロファイナンスが組み込まれ、100を超えるMF機関が存在し拡大を続けています。カンボジアのマイクロファイナンスを金融環境や法制度を含め、最新レポートから概観します。

 

【最新動向】ミャンマーのマイクロファイナンスと市場環境評価 (2014年3月)

ミャンマーでは、2011年11月貧困削減のツールとしてのマイクロファイナンスの普及を目的としたMF法が施行され、2013年10月までに166の機関がマイクロファイナンス機関としての免許を取得するにいたっています。市場環境を最新レポートから考察します。

 

【事例紹介】貧困の罠:ビクトリア湖Fish for Sexからの脱出(2014年3月)

ビクトリア湖周辺では、女性仲買人が男性の漁師から質の高い魚を仕入れようとすれば、Sexの代償を求められるという悪しき慣行が続いています。女性たちをエンパワーし、貧困の罠からの脱出を目指す取組を紹介します。

 

【文献紹介】CGAP「BRACのモバイルバンキングbKashの可能性」(2014年3月)

バングラデシュの最有力マイクロファイナンス機関BRACのbKashサービスが2011年7月に開始された。モバイル・バンキングの活用がBRACの顧客にどの程度受け入れられるのかについて、BRACとCGAPが共同で実施した注目すべき調査結果。

 

【最新動向】インド、パキスタン主要マイクロファイナンスの動向 (2014年1月)

マイクロファイナンスは、グラミン銀行やBRACの活動で知られるバングラデシュのみならず、インドやパキスタンでもユニークな取り組みが行われています。最近の注目される動きや法制度面での環境の変化をご紹介します。

 

【文献紹介】CGAP「インパクト・インベストメントとMFの接点」(2013年7月)

CGAP「Where Do Impact Investing and Microfinance Meet?」。最近注目されているインパクト・インベストメントに関して、途上国への投資においては、マイクロファイナンスと中小企業金融の両セクターが中心的な割合を占めていることが明らかされている。

 

【事例紹介】ジンバブエ牛銀行-新たなマイクロファイナンスの形? (2013年6月)

NHK国際放送で紹介されたジンバブエの牛銀行について、牛を担保に銀行へのアクセスと資金調達を可能にするという意味で、広義のマイクロファイナンスの一類型とも考えられます。その報道内容と関連情報を紹介します。

 

【文献紹介】CGAP「イスラム法適格の金融包摂の動向」(2013年4月)

イスラム法では利息が禁じられている。そのため実体経済行為を介することで商取引を促進するイスラム金融が近年注目されている。マイクロファイナンスの分野でも急速に拡大しているイスラム法適格の金融サービス、貧困層にどのように届けられており直面する課題は何か。

 

【文献紹介】世銀「マイクロファイナンスハンドブック」15年ぶりの改訂 (2013年3月)

世界銀行から新マイクロファイナンスハンドブックが発行された。キーワードは金融包摂(financial inclusion)で、貧困層の多様なニーズに応える金融サービスへのアクセスを確保し、自立を支援するアプローチとして注目されている。本書の注目点や概要を紹介する。

 

【最新動向】日本でのマイクロファイナンス的融資を核とした広がり (2012年10月)

2012年3月、マイクロファイナンスを行う日本初の公益社団法人難民起業サポートファンドが立ち上がりました。無担保・金利なしで、事業家支援を実施している信頼資本財団の会合での議論を元に、企業や一般の支援者を含めてどのような連携の可能性があるのかを考察します。

 

【最新動向】共感を資金調達に結びつけるメカニズム-震災被災者支援の可能性 (2011年12月)

マイクロファイナンス的資金を活用した被災者へのビジネス再興支援とその展望について、市民からの資金調達に結びついた先駆的事例を観察。通常では資金調達が困難な場合でも、「共感」を呼びこむ仕組み・仕掛けにより資金が確保できたことを紹介します。

 

【最新動向】バングラデシュBRACのアフリカ進出(BRACウガンダ)(2011年9月)

1972年にバングラデシュで誕生したBRACは、現在11ヶ国で活動。うちアフリカが5カ国で2006年ウガンダ、タンザニア、2007年南スーダン、2008年シエラレオネ、リベリアに進出。特にウガンダは借入者が貧困女性10万人を超える規模となるまでに成長しています。

 

【最新動向】フィリピンマイクロフィナンス最大手CARDアリップ会長講演 (2010年11月)

CARDは、共同責任方式を維持することが困難になり、大量の脱退者が出たことからグラミン型の改革を行うとともに、CARD銀行の認可も受けて、NGOとBANKを並立させることにより、借入者である顧客の多様なニーズに応えて成長を維持してきているモデル的MF機関です。

 

【最新動向】MFI評価の試行-KIVA,BRACウガンダ,CARDの事例から- (2010年12月)

マイクロファイナンス分野で優れた業績を示しているKIVA、BRACウガンダ、CARD MRIに焦点をあてて評価の着眼点を検討し、(イ)貧困削減へのコミット、(ロ)社会変革力、(ハ)アカウンタビリティ、(ニ)持続可能性の4項目について評価を試行する。